認知症/グループホームについて

認知症について

認知症について

皆さんの周りに認知症の方はいますか?

認知症は誰でもかかる可能性のある脳の病気です。
現在、認知症の症状のある方は全国で462万人おり、都内でも、認知症の方は38万人を超えています。
今では85歳以上の方の2人に1人は認知症の症状があると言われています。

認知症はどのような病気?

認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなることで、認知機能(物事を記憶する、言葉を使う、計算する、問題を解決するために深く考えるなどの脳の働き)が低下し、さまざまな生活に障害が出てくる状態のことです。

認知症について

(出典)知って安心認知症(東京都福祉保健局高齢社会対策部在宅支援課・平成27年7月発行)

認知症は怖いイメージがあるけれど…

認知症と聞くと、怒る、暴れる、徘徊するといった印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。これらの症状は、認知機能の低下により、最近のことが覚えられなくなったり、時間や場所などの見当がつかなくなることで混乱してしまうことによるものです。
このため、混乱が少なくなるように周囲が援助することで、安心して生活することができるようになります。
認知症高齢者グループホームでは、ご自宅でのご家族の介護が困難な方が入居し、認知症介護の専門知識のある職員の援助を受けて、安心して落ち着いた生活を送れるようになります。

グループホームについて

認知症高齢者グループホームって何?

認知症高齢者グループホームは、認知症の方が少人数(5人から9人)単位で共同生活を行う施設です。都内には約600ヶ所あり、約1万人の方が暮らしています。
※このサイトでは、認知症高齢者グループホームを「グループホーム」といいます。

グループホームについて

グループホームでの暮らし

グループホームでは、食事の支度や掃除、洗濯などを、入居された方や専門の介護スタッフが共同で行います。グループホームに庭や屋上庭園があるところでは、野菜や花を育てているところもあります。 認知症介護の専門知識のある職員の援助を受けながら、家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活を送ることにより、症状が穏やかになり安定した生活と本人の望む生活を実現することができます。

グループホームについて

地域との交流も盛んです

グループホームは、原則として所在地の区市町村の住民のみが利用できる「地域密着型」の施設です。
入居された方は、町会の運動会や盆踊り、祭りなどにも、地域住民の一人として参加し、地域の清掃活動や交通安全運動にも参加しています。
地域活動への参加に加え、グループホームで行う夏祭りなどの行事を地域に開放して住民に参加していただいたり、近くの保育園や小学校との交流、中学生の「職業体験」を受け入れるなど、地域と交流し開かれたホームとしての役割を果たしています。
グループホームでは、このような経験を活かして、「介護、認知症なんでも相談所」等の活動も行うなど、地域に貢献しています。

グループホームの例1保育園を併設したグループホーム(豊島区)

保育園を併設したグループホーム(豊島区)

住宅地の中で2階、3階はグループホームが、1階は小規模な保育園が、同じ事業者によって運営されています。
また、この例では、建物の一部に土地のオーナーのご家族の住宅も併設されています。
オーナー型整備では珍しい組み合わせですが、オーナーの方と事業者の相談でこのような組み合わせが実現しました。

保育園を併設したグループホーム(豊島区)

保育園の子どもたちとホームのお年寄りが日常的に交流する「異世代間交流」が行われ、住んでいるオーナーのご家族と一緒に様々な行事に参加しています。 グループホームと保育園が合同で開く夏祭りや餅つき大会は、町会長を先頭に地域の皆さんや保育園の保護者などの交流の場になっています。

土地面積:約470㎡

グループホームの例2野菜作りを楽しめるグループホーム(国分寺市)

野菜作りを楽しめるグループホーム(国分寺市)

最寄駅から徒歩12分の閑静な住宅街にありながら、広い畑があります。畑ではナス、キュウリ、トマト、ピーマン等の夏野菜を栽培しており、水やりや収穫をグループホームの職員と入居された方が共同で行っています。入居された方は、収穫した野菜を材料に、シャキシャキキャベツの野菜炒め、ナスと玉ねぎの手作り味噌汁、さっぱりキュウリの浅漬けなどを職員と一緒に作り、実りある日々を楽しんでいます。

土地面積:約470㎡